新潟県民でも、佐渡へ頻繁に行く人は稀。なんなら一度も行ったことがない人も多いのではないでしょうか?
新潟県民は、小学校の修学旅行に佐渡へ行った人が多いと思いますが、福島県の会津若松だった、という人もいますよね。
したがって、意外と佐渡のことを知らない新潟本土民は結構いるのです。
たがしかーしっ!!2024年、佐渡金山が世界遺産へ登録されたということで、佐渡へ行きましょう!!
ということで、さっそく佐渡へ行ってきましたのでレポートします♪
今回は日帰りバスツアーで新潟市から参加です。
佐渡への旅行プランは佐渡汽船からのアナウンスされているので眺めてみてください。
私たちは新潟港から行く、日帰り型の「とっておきの佐渡日帰り満喫の旅」です。
こちら佐渡金山に海鮮チラシランチのAコース、たらい船や砂金採り+ブリかつ丼のBコースでしたが、私たちは日程の都合でBコースです。
佐渡島へ日帰りバスツアーレポート♪
新潟から佐渡島へ結ぶ航路はカーフェリーとジェットフォイルの2種類があります。
カーフェリーは、2時間半ほどかけてゆっくり向かうけれど、船内にはレストランやゲーセンなどもあり、自由に過ごせるタイプ。デッキにも出ることができます。
ジェットフォイルは、小型の船で早いのが特徴。新幹線に近く、シートベルトを締めて着席して向かいます。その代わり1時間程度でつきます。
今回は、行きはジェットフォイル、帰りはカーフェリーと両方体験しつつ日帰りツアーへ向かいます!
新潟市からレッツゴー!行きはジェットフォイルで1時間ちょっと
佐渡汽船を7時55分に出るジェットフォイルに乗ります。今はデジタルチケットを発行済みであれば登場手続きがいらないので、時間に余裕がありますが、どちらにせよ佐渡汽船には出発の30分前くらいには着いていたいものです。
佐渡汽船ののりばには、ちょっとした売店や食堂があります。
そうだ!旅行当日は雨が降っていて、折り畳み傘を忘れていってしまったのですが、売店では売ってなかったので注意です。(普通の傘は売っていました)
トイレはいくつもあるので問題ないと思いますが、出発直前や船の到着後は列ができますので、こちらも早めに済ませておきましょう。
ジェットフォイルは指定席なので、指定された席に着席し、シートベルトを締めます。
船内では、あまり動き回ることはできませんが、現在地の情報が流れたり、佐渡についての小冊子が置いてあったり、テレビが流れていたりしているので、時間はつぶせるはず。
天候にもよりますが、揺れも気にならず、船酔いが心配な人も割と大丈夫ではないでしょうか?
両津港に着いたら旅行会社がお出迎え。バスに乗り換えて観光地へ!
両津港に到着したら、旅行会社のバスガイドさんがお出迎えしてくれます。
手になんのバスツアーなのか書いたプレートを持っているので間違わずに行きましょう。
乗り換えまでに大体20分程度でしょうか。バスの席も決まっているし、みなさんが揃ったら出発という感じなので、焦る必要はありません。
トキのテラスで佐渡の景色を一望
バスガイドさんの楽しいお話を聞きながら、まずはトキのテラスへ。3階建ての施設で、屋上では佐渡を一望できます。運が良ければトキを見れるかもしれません。2階部分は、トキに関しての展示物スペース。こちらの施設にはトイレがないので注意です。(少し歩いたバスの停留所に公共トイレがあります)
佐渡西三川ゴールドパークで砂金採り!
世界遺産登録となった「佐渡金山」を行くコースではなかったのですが、こちらのBコースは佐渡西三川ゴールドパークで砂金採りが楽しめました。
訪れた日は観光客でいっぱい!おそらくツアー客が多いのではないかと思いますが、個人のお客さんで飛び込みで行かれた方は、割と待ち時間があったかもしれません。
場所を案内されて、砂金の取り方のレクチャーを受けたら砂金採りの開始!
キラっと光る砂金を見つけたら無我夢中になっちゃいます(笑)
うまく採れなかったですが、楽しかったぁ~!!
たくさんは採れなかったですが、家族分で採れた砂金を集めてキーホルダーに加工してもらいました。別料金(1,500円)ですが、その場ですぐ加工してくれます。
館内にはお土産品も置いてあるので、ここでお土産を買うのも良いでしょう。人気ナンバーワンという「西三川ゴールドパークオリジナルチーズケーキ」を買ってきちゃいましたよ♪
似たようなゴールドボックスのお土産品は他の場所でも売られていますが、「西三川ゴールドパークオリジナルチーズケーキ」はこちらの限定品だそうです。
一般的なしっとりチーズケーキ、というよりはパウンドケーキに細かく刻んだチーズがゴロゴロと入っているタイプのケーキで、思ってたんと違う!となりそうですが、とっても美味しかったです♪
砂金採り体験は、砂を洗う場所のちょうど腰をかがむ高さ。長くかがんでいるとちょっと腰が痛くなりました。腰痛持ちの方は注意です。また、水がある施設なのでお子さんは服が濡れる恐れがあります。着替えか体にタオルなどを巻いて行くといいですよ。
小木家さんで昼食 ブリかつ丼を堪能♪
小木家さんというお店に移動して、昼食です。
1階が物産館の上階にある飲食店で、一般のお客さんもいらっしゃいました。
こちらでブリカツ丼!!お店に入ったらテーブルにすでにお料理が用意されていて、すぐに食べることができました。冷めてもおらず、絶妙なタイミングで用意してくださったのだな、と感じました。
もう一つの日帰り観光コースのAコースは「海鮮丼」だったんです。
でもって、私たちの昼食は「ブリカツ丼」(オプションでヒレカツ丼に変更可)で、「海鮮丼も食べたかったなぁ~・・」なんて思っていたのですが、ほんとうごめんなさい。
ブリカツ丼めちゃくちゃ旨い!もはやブリカツ丼で良かった。
ブリの新しい食べ方を教えてくれてありがとう!と思うくらい美味しかったです。
子供もめちゃくちゃ食べていました!
力屋観光汽船さんでたらい舟体験
お腹も満たされたら、お次は「たらい舟」体験です。
女性船頭さんが漕いでくれるたらい舟に順々に乗って、回遊する体験です。
動くたびに若干左右に振られたりして、それはそれで大盛り上がり!
漕いでみたい人は、漕ぐ体験もできますよ。
なんだか、観光してる!!と強烈に感じる瞬間、です。
途中、カメラマンが撮影をしてくれて、舟を降りる頃には隣の売店でプリント済みのお皿を販売しています。仕事早いっ!!んまぁー、こういうのも観光の楽しさ!1,800円だったかな。お買い上げです(笑)
それにしても、たらい舟体験は365日、無休でやっているんだそう。台風の時でも・・やるのかな?
佐渡国小木民族博物館 千石舟「白山丸」見学でノスタルジックな世界に浸る
大正9年に建てられた宿根木小学校の木造校舎をそのまま利用した博物館で、館内には多くの民族資料を展示しています。
千石船「白山丸」展示館では、どーーんっと千石船が展示されており、中にも入ることができます。実物大に復元された舟は大迫力です。
小学校の木造校舎はノスタルジーな空間。教室や廊下もそのままにタイムトリップしたようです。
両津港へ着き、カーフェリーで帰路へ
楽しいバスツアーも終わり、両津港へ到着です。
あぁ・・楽しかったなぁ。新潟県民なのに、佐渡のこと何にも知らなかったなぁ・・と反省。
バスガイドさんのお話も楽しかったなぁ!バスツアーって楽しいな!
両津港内には土産店が並ぶエリアがあり、佐渡のお土産を買うことができます。
ツアー内には各所に物産店がありましたが、お土産はここでまとめて買っても事足りそうです。
ただし、船の発着によってはかなり混み合いますので、ゆっくりお買い物というわけにもいかないかもしれません。
帰りはカーフェリーでゆっくり帰りますが、自由席は場所の取り合いになるので(笑)、搭乗は早くした方が良さそう。そういう意味でも、お買い物も急いでした方が良いのです。
カーフェリー旅、めちゃくちゃいい!
実は何度か仕事で佐渡へ行ったことがあるのですが、一人だったのと船酔いが怖かったので行きも帰りもジェットフォイル派でした。
カーフェリーは長時間かかるし、一人で長時間はキツイ・・と。
でもですね、カーフェリーめちゃくちゃ良かったです。
デッキに出られて風に当たったり、カモメにエサをあげたり。
食堂へ行って食事をしたり、平場席で寝転んだり・・♪
2時間半かかりますが、なんでしょう、このゆったりとした時間は!
旅の疲れも癒せるし、カーフェリーでの2時間半も旅の中。
船旅っていいな!と思わせてくれる時間が流れていきます。
カーフェリー内に温泉があったら最高ですね!!
佐渡島観光!若者も年配者も楽しめます。バスツアーおすすめです!
新潟って、隣県の長野や栃木、福島とかと比べると、観光地らしい観光地が少ないと思うのです。
でも、佐渡は観光を思いっきり楽しめる島。
本当は車を持っていくか、レンタカーを借りて、釣りでもしながら佐渡旅を楽しんでみたいなんて思っていたのですが、バスツアーは楽だし楽しくてめちゃくちゃオススメです。
新潟県民でも知らなかったことをたくさん教えてもらえて、連れていってもらえて、自分で運転しなくていいなんて最高ー!
実は佐渡への観光は小学校の修学旅行以来。
あのときは佐渡金山の動く男性の人形が怖かった・・けれど、祝!世界遺産登録ということで、佐渡金山にもまた行きたいなぁ・・と思います。
日帰りもいいけど、今度は一泊したいかな?灯台下暗しでした!佐渡島最高!!!
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